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興居島 お遍路|歴史・旧跡|自然・公園

興居島

伝統を守りおもてなしの心で迎える島は、宝に溢れる

愛媛県松山市高浜港の西約2kmの位置あるひょうたんの形をした興居島は、シャトルフェリーで約10分と松山市内から最も近い島です。島の周囲は約24kmで、面積が約8.49kmと忽那諸島では第2番目に大きな島になります。
入り組んだリアス式海岸で、白浜が広がる鷲ヶ巣海水浴場と相子ヶ浜海水浴場ではマリンスポーツも楽しめ、また泊地区~船越地区までの東側は、まるでプライベートビーチのような静かな砂浜が広がります。美しい山と海に囲まれる興居島では多くの絶景スポットがあり、シンボルである標高282mの小富士山は、姿形の美しいことから「伊予の小富士」と呼ばれています。また島の南部にある「恋人峠」は、瀬戸内海と松山市街が一望でき穏やかな時の流れを感じることができます。
島の産物は海産物はもちろんのこと、温暖な瀬戸内海気候と潮風や燦々と降り注ぐ太陽で育まれた柑橘類は、甘くとてもジューシに育ち「ごご島みかん」として人気があります。

「興居島」という名前の由来は、この島に住んだ伊予皇子の妻・和気姫に3人の子どもが生まれ、その末子の小千御子が「母がいる島→母居島」と呼んでいたのが「興居島」に転じたとされています。また「凝堅りて成出た」との意味から、他には古語の「凝し(岩がゴツゴツと重なり険しい)→凝島→興居島」となったいう説があります。
名前の由来からのその歴史が伺えますが、古くから伝わる伝統芸能「船踊り」も島の宝として今に伝え守られています。島の氏神様である和気姫を祀る和気比賣神社の秋祭りに毎年奉納される踊りで、愛媛県の無形民族文化財に指定されています。忽那諸島で勢力を誇った伊予水軍が戦いを終え島に凱旋した際に、身振り手振りで出迎えた島民に戦いの様子を伝えたのが後に踊りになったと言われています。
また興居島でお遍路ができるという「島四国八十八ヶ所」があり、毎年4月20日~21日の2日間は島を挙げて開催され多くの人が参拝に訪れます。島人は遍路道の草刈りを行い、当日はお茶やお菓子の振る舞いなど島全体でお接待し、おもてなしの心で参拝者を迎えます。

このような興居島の魅力を味わって頂きたいと、多くのイベントが企画されています。
「ごご島みかんの日ウォーキング」「興居島で味わうマリンスポーツ」などの自然に触れるもの、また「山内カネ子の島の料理教室」「癒しの休日『島の石釜ピザ作り体験』」などの島食材を満喫できるものなど、年中通して何かしらの企画が催されています。

かつては7,000人近くの人が暮らしていましたが、現在約1,400人と減少し高齢化となっています。その中で廃校となった旧・泊小学校を活用した「しまのテーブル ごごしま」は、「しまの自然・しまの文化・しまの暮らしを学び、しまの未来を育む」をテーマに交流の場として2009年に誕生しました。

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