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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|その他

愛媛県内のゆるキャラと一緒に禁煙を呼びかけるパレードを開催。

喫煙の有害性、禁煙の必要性について多くの方に伝えて行きたいと、今月31日の世界禁煙デーを前に19日(日)に「2013世界禁煙デーinえひめ」が開催されました。
県内の医師や医療関係者などで作る「NPO法人禁煙推進の会えひめ」を2010年12月に設立され、毎年この時期に行っています。
NPO法人禁煙推進の会えひめは、2000年に禁煙推進医師の会として発足され、翌2001年に禁煙推進の会えひめへと発展されました。今は、学生から中高年まで年齢も職業も幅広い約200名の会員で活動をされています。
新聞への投稿や、各イベントでの無料禁煙相談、えひめ禁煙推進フォーラムの開催などの活動をされています。
世界禁煙デーinえひめ
代表の豊田茂樹さんは、体調を崩されたことをきっかけに禁煙されました。今では体調も良くなり、「この喜びを多くの方に知って頂きたい!」という想いで立ち上げられました。ご家族の方も喜ばれ、活動に応援してくれているそうです。
世界禁煙デーinえひめ
19日は朝8時から大街道・銀天街の清掃奉仕活動を実施。約20名の方が、30分近くタバコを拾いました。
その数約3000本以上。その多くは、タバコの自動販売機や吸殻入れの周辺、また居酒屋の通りに多くあったようです。
世界禁煙デーinえひめ
今年は県内のゆるキャラたちも登場し、ゆるキャラとふれあう時間をとるなど交流しながら禁煙を呼びかけました。
世界禁煙デーinえひめ
世界禁煙デーinえひめ
ゆるキャラにも参加してもらおうと考えられた方は、お子さんや商店街の方々にも関心を持って頂き、一緒にタバコ問題について考えていくきっかけになってほしいという想いで提案。
タバコの害は喫煙者だけではなく、周りにも影響があります。ゆるキャラを通してお子さんが興味を持ってくれることで、一緒にいる親がタバコの害のことを考えてほしい。またお子さんにも幼い頃から「タバコはいけないもの」という考え方を伝えていくことで、将来において喫煙しないようにつながると言われていました。
実際にご自分のお子さんと一緒に参加されていて、「自分の街を自分で綺麗にして幼い頃から自分の身の回りのことを綺麗にできるように、またタバコは害のあるものだということを体験を通して知ってほしいし、それが子どもの成長にもなる」と言われていました。
世界禁煙デーinえひめ
「ポイ捨てをなくそう!」「喫煙は百害あって一利なし」と訴えながら、大街道からまつちかタウンまで練り歩きました。
世界禁煙デーinえひめ
島の観光宣伝大使「しまぼう」(松山市)・愛媛マイダリンパイレーツ「マッピーくん」(松山市)・日本循環器学会喫煙推進キャラクター「すわん君」・愛媛大学病院の「あいちゃん・だいちゃん」など合計9体のゆるキャラが一緒に、禁煙を呼び掛け会場を盛り上げました。
世界禁煙デーinえひめ
松山市では、平成21年12月1日から「松山市歩きたばこ等の防止に関する条例」がスタートし、喫煙者にマナーの順守を呼びかけています。吸う人と吸わない人が互いを気遣い、共有できる環境作りを目指しています。
http://goo.gl/m95Na
またたばこの吸い殻のポイ捨てについては、「松山のまちをみんなで美しくする条例」で禁止しています。
http://goo.gl/Wb9p1
今後は松山市ポイ捨て禁止条例を罰則付きにするように働きかけていきたい。愛媛県での受動喫煙防止条例を策定できるよう、県民の声を大きいものにするため更なる啓発活動に努めて行きたいと、NPO法人禁煙推進の会からのメッセージを頂きました。

NPO法人禁煙推進の会えひめ:http://uen2003ehime.com/

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