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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|祭り

北条鹿島まつり「愛媛県指定 無形文化財『櫂練踊り』」

愛媛県指定 無形文化財の「櫂練踊り」は河野水軍が出陣に際し、鹿島の神前に集結して戦勝祈願、凱旋時の祝勝奉賛が鹿島神社の神事となったものと伝えられています。
3〜4日の2日間は、島へのフェリーはピストン輸送で2隻の船が行ったり来たりします。鹿島では鐘と太鼓の音が絶えることなく聞こえ、祭りの賑わいをみせます。櫂練踊りの船と一緒に巡る神輿が、境内でその時を待ちます。

北条祭り櫂練り

お祭りモードを高めている子どもだんじり、日の丸小旗があでやかです。

北条祭り櫂練り

北条祭り櫂練り

自分たちの思い思いのところから櫂練踊りを見る人で賑わい、船からはまた違った見え方で味わえます。

北条祭り櫂練り

お囃子や掛け声と共に櫂練踊りの船が近づいて来て、その後ろには鹿島神社前でその時を待っていた神輿が船に乗っています。

北条祭り櫂練り

独特の踊りと左右に大きく振る神輿船。喫水線ギリギリまで振る船の中は水浸しになりますが、海の男たちが神輿を担ぐ・・・そのような男の粋を感じます。

北条祭り櫂練り

北条祭り櫂練り

櫂練りはしばらく鹿島の前で巡りますが、やがて北条港へと向かいます。その回りを小さな船が取り巻いて祝います。

北条祭り櫂練り

北条祭り櫂練り

北条祭り櫂練り

北条港での儀式も終わると、鹿島へ向かいフィナーレをむかえます。この独特の伝統行事は、地元青壮年が奉仕することが慣例となっているそうです。

北条祭り櫂練り

北条沖にある夫婦岩の「大注連縄の張替え」は、海上安全・五穀豊穣・大漁を祈願し翌日行われます。

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