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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|イベント

正岡子規の追悼式「糸瓜忌」

9月19日は松山市の俳人・正岡子規の命日であり、子規の遺徳やそのおもかげをしのぶ場を設け追悼式を行う「糸瓜忌」が松山市立子規記念博物館で行われます。

糸瓜忌

式典では、子規の先祖が茶道をたしなんでいたことからお茶がささげられた後、参列者により花が手向けられます。他にも一人芝居で正岡子規を演じた一人芝居や、松山市立子規記念博物舘の竹田美喜館長による講演などがあります。

糸瓜忌

糸瓜忌

松山が生んだ俳人・正岡子規は、1867年9月17日松山市で生まれました。現在の東京大学を中退し、日本新聞社に入社。日清戦争帰国後に肺結核を患い、病気と闘いながら短歌や俳句の革新を目指しました。俳句雑誌「ホトトギス」を創刊するなどして、高浜虚子・伊藤左千夫などを育て近代の俳句・短歌にも大きな影響を及ぼしました。
そして111年前の1902年9月19日午前1時に、34歳という若さで生涯を終えました。子規が亡くなる前日の朝、妹律に草花写生のために唐紙を貼った画板をもたせて墨で書いた最後の句です。全ての句に糸瓜が詠まれてたことから、「糸瓜忌」となったようです。

糸瓜忌

痰一斗 糸瓜の水も 間にあはず
糸瓜咲て 痰のつまりし 仏かな
をととひの へちまの水も 取らざりき

糸瓜忌

【松山市立子規記念博物館】
住所:愛媛県松山市道後公園1-30
電話番号:089-931-5566
開館時間:5月1日~10月31日 9時~18時(入館は17時半まで)
     11月1日~4月30日 9時~17時(入館は16時半まで)
休館日:年度・シーズンにより変更
駐車場:22台(30分あたり100円)
松山市子規記念博物館HP:http://sikihaku.lesp.co.jp/index.html

※正岡子規の命日である9月19日のみ、常設展示室を無料開放します。


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