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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|イベント

第51回愛媛マラソンは、過去最多の7991人が伊代路を駆け抜けた

第51回愛媛マラソンが、2013年2月10日(日)に開催された。
過去最多の7991人が、松山市の県庁前をスタート→北条の市内折り返し→堀之内ゴールという42.195Km(公認コース)を駆け抜けた。今大会からアスリート枠(一定時間以内の記録を持つ選手を対象)が新設され、定員は千人増加の8000人。

選手

当日7時半からの受付にランナーが増え始め会場は熱気であふれており、会場の城山公園にはご当地グルメやスポーツ用品などの展示販売なども行われていた。

会場

セレモニーでは、愛媛県知事中村様や松山市長野志様から応援メッセージがあった。また知事の参加ということもあり、会場は盛り上がりをみせた。

2013愛媛マラソン

かわいいゆるきゃらも応援に駆けつけて、会場を盛り上げる。

ゆるきゃら

気温6度の中、午前10時に号砲が響きスタート!!制限時間は、6時間。(9カ所で途中関門あり)

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12ヶ所ほどの救護、給水・給食などがあり、多くのボランティアが選手に盛んな声援を送った。

2013愛媛マラソン

ボランティア

男子総合は城武雅選手が2時間19分52秒で2年ぶり2度目の優勝、女子総合は柳沢美穂選手が2時間49分10秒で初制覇された。

2013愛媛マラソン

瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクトで取材させて頂いた近藤浩美さんと、スタート前にお会いすることが出来た。ちょっと緊張気味の近藤さんであったが、会社の仲間に会えてほっとした表情を見せていた。
近藤浩美さんに聞いたレポート:http://ritoumeguri.com/3675/

2013愛媛マラソン

近藤さんは、目標は完走すること!ゴールで待っていた私の目に近藤さんが入って来た時、とてもうれしく感じた。
5時間39分37秒でゴール。そのゴール到達までには、応援してくださった多くの方の声援に励まされたそうだ。来年はタイムを縮めること、そして来年こそは完走できなかった仲間と一緒にゴールできるように練習を積んでいきたい!と熱い想いが届いた。

2013愛媛マラソン

今回、愛媛マラソン2回目の出場となる村上ゆかりさんは、昨年はインフルエンザで泣く泣く棄権。愛媛マラソンでランナーの知り合いも多く、応援もいっぱいしてくれ一番楽しかったので走りたい!その想いでの参加である。フルマラソン7回目という村上さんは、「楽しみすぎて、待ち遠しい!早く走りたーい!!」と意気込みを語ってくれた。
走り終えた村上さんは、「今回も、ボランティアの方々や、沿道で声援してくださった皆さんへ、感謝と感激がいっぱいで楽しく完走する事ができました!ありがとうございました。来年も?と聞かれたら、もちろんですと答えます。」と、意気込みを感じるメッセージが届いている。

2013愛媛マラソン

受付会場でとても目立っている方がお二人を発見!! “獣神サンダー・ライガー“さんと”“騎士”さんでは!!なんと2人とも手作りだとか。獣神サンダー・ライガーさんは応援に駆けつけ、1昨年の初マラソンの時はタイガーマスク、昨年はこの姿で走られたそうだ。
騎士さんも同じくいろんな姿で出場、昨年はヨロイ武者で出走された。このような姿ではとても走りにくい・・・そうだが、それも楽しみの1つのようだ。

2013愛媛マラソン

騎士さんも見事に完走!「すごいね~」と応援されていた方で声が上がっていた。

2013愛媛マラソン

坊っちゃん姿の伊達勇人さんは、愛媛マラソンが市民化された48回大会で大雨の中たくさんの声援を頂き目標の3時間切りでゴール。その時に「応援されている方やボランティアスタッフにも楽しんで頂きたい」と思い、愛媛=坊っちゃんということでこの姿で走るようになったそうだ。これまでは下駄で走られていたが、残念ながら今回は下駄が禁止され秘密兵器の足袋で出場!

2013愛媛マラソン

伊達さん いえいえ”坊っちゃん“は、3時間20分51秒でゴール。前半足袋と言う事を忘れるぐらい気持ちよく走られたそうだが、後半はちょっときつかったとか。「今年も沢山の方の応援をパワーに変えて完走する事ができました。ありがとうございました。」とメッセージを頂きた。風邪など病気をしない為にもできるだけ運動することを心がけられている坊っちゃんは、2週間後の高知マラソンで「下駄の坊っちゃん」で出場されるそうだ。

2013愛媛マラソン

さすがスーパーマン!4時間13分と去年より1時間弱縮めるという記録であった。「後半はかなり落ちましたが、沿道からの「スーパーマン!」の凄い声援に後押しされました。去年よりも声援が多く、大きく聞こえたのが印象的です。これだから愛媛マラソンはやめられませんね。もっと仮装の方が多くなればうれしいですね。」と日本一温かい大会だと言われるスーパーマンさんのメッセージが届いた。

2013愛媛マラソン

愛媛マラソンに私は今回初めて応援に行ったが、応援をしているうちに仕事を忘れ思わず「がんばれ!」「ラストー!」など声をかけている自分に気付いた。いつの間にか沿道で応援されている方同様、ランナーの気持ちに自分もなっていたのであろう。そしてランナーが気持ちよく走れるように、多くの方が活動されている姿に感動した。
42.195kmという距離はけっして楽な距離ではない。「マラソンは自分との戦いだ」とよく言うが、多くの方の応援や協力があったからこそ最後まで走れるのだと思う。それはきっとランナーが一番感じたのではないだろうか。7992人のうち7174人がゴールと完走率は、約90%。ゴール直前にタイムオーバーとなった方の姿は、とても悔しそうであった。また途中関門でリタイアとなった方も同じであろう。観客は参加者からパワーを頂き、そしてその感動が自分も走ろうとつながっていくのかもしれない。

2014年のレポートはこちら:http://ritoumeguri.com/14580/

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