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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|その他

みんなの足跡で作られた四国の形。それは弘法大師によって開創された1200年の歴史と巡礼者たちの足跡でもあります。

四国遍路開創1200年目を2014年に控え、『あしあと1200プロジェクト』が平成25年1月14日に松山市総合コミュニティセンター体育館で開催されました。
四国遍路は弘法大師によって開創されて、1200年という長い年月をかけて様々な巡礼者たちなどにより今もなおその道を一歩いっぽたどっています。
これまで四国の道を歩んできた先人の『あしあと』を、それを受け継ぐ私たちの『あしあと』でもって巨大なキャンバスに大きな四国の絵を描こう!という想いでされてます。
足跡
予想を超える大勢の方がご参加されたようです。
縦14.5m・横20mの巨大な紙の上を靴下や素足に墨汁を付けて、ペタペタと弘法大師が通った道を歩き四国の形を浮かび上がられました。
四国
四国
四国
お遍路さんの廻り方は、順打ちと逆打ちがあるのをご存知でしょうか?
四国八十八箇所の第1番札所は、徳島県鳴門市にある霊山寺です。
この寺から時計回りに阿波国(徳島県)―土佐国(高知県)―伊予国(愛媛県)―讃岐国(香川県)と歩くことを、『順打ち』といいます。
反対に、88番札所から逆に打つことを『逆打ち』または『逆さ打ち』といいます。
今回のイベントでは、順打ちで竺和山からスタートです。
スタート
こちらのお遍路さんは、奈良と和歌山から来られて総本山善通寺にてこのイベントを知り参加されました。
お姉さんは、一年かけて八十八ヶ所を廻られたそうです。
お姉ちゃん
まず足裏に墨をつけて、ペタペタと歩き始めました。お子さんたちはとても面白いみたいで、何回も廻ってました。
お遍路さん
またこちらの方は、松本住職さんとお知り合いということで来られてました。
お友達
このイベントを企画された42番札所 仏木寺の副住職 松本明慧(みょうけい)さんです。
「四国遍路を後世に伝えていきたい」と熱く語られてました。
松本住職
会場では、お茶と和菓子がご用意されており、お接待のこころを皆さん味わっていらっしゃいました。
完成した四国の絵は、今年春ごろから四国4県の空港などで掲示されます。また製作の様子を撮影した動画は、インターネットで世界に発信する予定です。

四国八十八ヶ所霊場会HP:http://www.88shikokuhenro.jp/index.html

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