2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
熱い想いが注がれた華やかな会場
世界で活躍する花のプロがその魅力を披露する「えひめフラワーフェスティバル2015」が、いよてつ髙島屋で1月31日〜の2日間開催されました。
会場では生け花やテーブルフラワーアレンジメントなどおよそ20点が華やかに彩り、来場者を楽しませていました。
初日には鮮やかな手さばきのトッププロによるデモンストレーション、また両日ともフラワーボックス講習会があり1月31日は「愛妻の日」で男性対象に、2月1日はバレンタインデーにかけて女性対象に行われました。
そして最大のイベントである第12回愛媛県フラワーデザインコンテスト「坊ちゃんカップ ファイナル競技」では、坊ちゃんグランプリ部門上位5人が「花束」と「テーブルアレンジメント」の2課題で競い合うというもの。その場で初めて知る花材のチェック時間3分であり、花を整えながらイメージを同時に固めていきます。花を整えるというのは、スパイラル(らせん状という意味で、花束の作り方)にした時に紐より下に葉があっては減点対象のため、葉を落としたりバランスを見たりするようです。
最初の花束に20分、休憩を挟むことなくテーブルアレンジメントに30分、片付けなど全てを含みトータルで1時間の競技となっていました。司会進行の話しにも笑顔で答えながら、手はとまることなく真剣そのもの。その花のもつ味を最大限に活かし、バランスや色合いなど様々な観点から作品が仕上がりました。
審査員により2課題の合計で審議され、松山市Zero Styleの西野博幸さんが人気投票・愛媛県知事賞(1位)とダブル受賞で見事に全国行きを決めました。
優勝者は、日本全国から選りすぐられた約100名のフローリストによるフラワーデザイン競技会「ジャパンカップ2015」に出場します。フラワーデザイン競技会「ジャパンカップ2015」は、4月11日〜12日に東京ビッグサイト国際展示場で開催され、世界中の花が集結します。
このイベントを通し花の素晴らしさや花の魅力を知って頂き、花のある生活を提案していきたい。また出展者の方には、プロだけでなく学生や一般の方にフラワーデザインや生け花を学んで頂きたいと、花のえひめづくり推進協議会が主催され今回初めていよてつ髙島屋で行いました。