2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
自然の恵みの中から生まれる「べにふうき茶」を中島から
◎べにふうき茶を栽培している中島はこんなところ [ちょこっと、お勉強]
中島諸島は防予諸島ともいい、元来、中島(なかじま)、津和地島(つわじじま)、怒和島(ぬわじま)、二神島(ふたがみじま)、睦月島(むづきじま)、野忽那島(のぐつなじま)と無人島の由利島(ゆりじま)を忽那七島(くつなしちとう)と呼んでいた。忽那諸島と呼ぶ場合は、由利島ではなく柱島(はしらじま)を含めた時代もある。また、市町村の合併に基づき旧松山市の釣島、興居島を含める場合もある。なお、柱島は現在、山口県になっている。
なお、野忽那は映画「船を降りたら彼女の島」のロケ地にもなった。
中島諸島は西瀬戸のほぼ中央に位置し全域が瀬戸内国立公園に含まれ、山地は頂上近くまで果樹園として利用されている。周りが海なのでタップリの陽射しと年中潮風をうけで、雨も少なく、寒暖の差も大きいので、べにふうき茶の栽培には最も適している環境と言える。
その中島の休耕畑を利用してべにふうき茶を松山市農業指導センター指導により栽培している。
茶摘み(取り入れ)は年3回で、5月・8月・10月に行う。
茶摘み体験募集3月・8月・10月の予定 (詳細は後日ネットにて発表します。http://crementea.ocnk.net/)
また、10月の茶摘みではみかん狩りも同時開催を考案中
スタッフはこれまで中島に行ったことのない人もいたのでその感想を聞いてみた。
「島に着いた時、高速船で30分という短時間だったのがまず驚きでした。半時間だけなのに、時の流れがとてもゆったり流れている感じがしたのです。静かな波が一定のリズムで流れる自然の音とそれに逆らうように自由奔放な風の音、自然の音ってこういう音だったのに気付かされました。さらに夜の星空がこんなに綺麗に近くに見えたのは感動しました。
また、交通手段が船だけなので、旅の気分を味わえましたし、島の人達がとっても穏やかでやさしいのがうれしかったですね。そうそう、島には水田がないと聞いてとっても驚きました。」
中島の休閑地を再利用した栽培は生産者の方々と協力しながら一つ一つ大事に育て、中島のべにふうき茶を生産者である島の人達と一緒になって、全国に発信し認知度アップの努力をしている。
◎「べにふうき茶」とはどのようなお茶なのか
べにふうき(紅富貴)は日本茶葉の中でもダントツでメチル化カテキンを一番多く含む緑茶である。
べにふうき緑茶とは、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構/野菜茶業研究所(旧/農林水産省野菜・茶業試験場)が1993年に育成したお茶の品種になる。
◎アレルギーの原因は
アレルギーは、花粉などのアレルゲンが体内に入ってできる抗体がマスト細胞の表面に付くことがきっかけとなり、メチル化カテキンは抗体が付いてもマスト細胞の活性化を抑制する。
通常の緑茶カテキンにも同様の働きはあるが、メチル化カテキンはからだに吸収されやすく、代謝されにくいので体内で長時間その働きが維持される。
◎ なぜ、べにふうき茶が良いとされるのか
通常95%のお茶には入っていないメチル化カテキンが、べにふうき茶には入っている。
愛媛県松山市中島で栽培されているべにふうき茶は、瀬戸内の温暖な気候の下で育ち、200種類の残留農薬検査も行いすべてにおいて検出していない。
◎商品概要
商品は、パウダー(粉茶)になっている。
商品は以下になります。
べにふうき緑茶10本入り、30本入り、100本入り、
べにふうき茶飴
やわらかげんこつ飴(べにふうき茶)
べにふうき緑茶ペットボトル(500ml)
(花粉の季節の必需品 メチル化カテキン、ポリフェノールを400㎎含有。)
◎販売店
えひめイズム、三越、サニーマート、市役所内「生協あさつゆマルシェ」、愛大「エニカ」、
ネット販売・・・http://crementea.ocnk.net/
プレゼント
「べにふうき」3本セットお試しセット(通常¥240)