2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
食べ巡りツーリズム企画第5弾「部屋食で水入らずの贅沢な時を過ごす」
松山市街や松山城が眺望できる高台に、ホテル古湧園はある。50年以上の歴史ある老舗旅館は、行き届いたおもてなしと地食材を使用した料理、そして道後温泉の引き湯を1日3回入れ替わる贅の極みで人気がある。
そして今回の食べ巡りツーリズムでは、道後温泉改築120周年を記念して行われている道後オンセナートの一貫であるホテルホリゾンタルで荒木経惟氏による「楽園」を見学。そして古湧園のランチ「松花堂二段弁当」を、お部屋でゆっくりと気兼ねなく頂ける。また趣のある岩風呂や露天風呂で道後の湯を満喫し、癒しを味わえる内容となっている。そして食べ巡りツーリズムから申込頂くと、ソフトドリンクをサービスという特典付き!
開催日は、9月29日(月)と10月 2日(木)の2回である。
古湧園のランチは、瀬戸内・松山を知り尽くした料理長の作る「松花堂二段弁当」をお部屋でゆっくり。
料亭気分でゆっくり味わう老舗温泉旅館の部屋食は、ご友人同士やご家族で水入らずの贅沢な時を過ごせる。部屋食を堪能出来るのは、古湧園だけの特典!
お品書きは、食前酒・前菜(珍味2品)・造り(鯛、鮪)・吸い物・煮付け・茶碗蒸・油物・酢の物・蒸し物替り・ご飯 ・香物・果物。季節や天候により献立は、変更される場合がある。
館内大浴場は、道後温泉本館と同様に御影石で作られているので本館温泉気分を堪能できる。また大きな岩を使用した素朴な味わいの露天岩風呂(白鷺の湯)、質感のやわらかさが心地よい大きな露天桶風呂(古湧の湯)、など道後の湯を自分の好きなようにつかって、カラダの中から癒しを堪能できる。
白鷺の湯には「春風や舟伊予によりて道後の湯」と柳原極堂の句が記されるなど、多くの文人墨客が訪れている。
道後温泉改築120周年を記念して行われている道後オンセナートの一貫であるホテルホリゾンタルで荒木経惟氏の「楽園」を見学できる。天才カメラマンであるアラーキーが、道後オンセナート期間限定で道後の一室をディレクション。
4枚の襖には「呪縛」と銘打った写真を配置。着物を来た4人の女性たちが日本家屋と共に佇む姿が、歴史と文化の街“道後”に呼応し濃厚で奥深い色合いで観る者を圧倒する。さらに、床との間に人形と花を配置した「PARADAISE(楽園)」が展示されている。