2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
北条鯛めし“おたメシ!キャンペーン”始まる
風早活性化協議会が、今年度から北条鯛めしの普及拡大に向けた取り組み「北条鯛めしプロジェクト」を進める事になった。ロゴの制作・パンフレット・ポスター・のぼり・ハッピなど様々なツールを整備し、1人でも多くの人に知って、召し上がっていただく事を目的とし「北条鯛めし おためし!キャンペーン」を実施することとした。
北条鯛めしとは、新鮮活きの良い天然鯛をこぶダシで炊き上げる、シンプルな外観でありながら鯛本来の旨みがしっかり詰まった北条独特の鯛めしである。
住吉神功皇后が朝鮮出陣の途中に鹿島明神に立ち寄った際、風早浦の漁民たちから近海で捕れた鯛を飯に炊き込んだのが起源とされている。
今回のキャンペーンは2014年9月7日(日)〜11月30日(日)の間、北条地区の19店舗が北条鯛めしを提供するというもの。さらに、期間中協力店で鯛めしを味わうと抽選で豪華景品が当たるキャンペーンも同時開催している。
歴史と共に風早の地にしっかり溶け込んだ「北条鯛めし」、また通常提供していない店舗にもオリジナル鯛めしも創作していただきこれまでに見たこの無い新しい「北条鯛めし」を、この機会に味わってみてはいかがだろう。
キャンペーンに先駆け9月2日(火)、松山市役所で試食会が開催された。
試食には北条鯛めしの老舗中の老舗、芳醇な味わいの「太田屋北条店」、ラーメンのダシを使ったまったく新しい食べ方の「風早いちや」、桜秋桜はリゾットで完全に洋風の味わいで、新しい風早の香が伝わってくる北条鯛めしに仕上がっていた。