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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|グルメ

愛媛ブランド牛見守り隊による愛媛県中村知事報告

愛媛ブランド牛の知事報告が、2014年7月28日に行われた。
マーケティングプロデューサーの株式会社クリエイティブ・ワイズ 三宅曜子氏による挨拶があり、愛媛ブランド牛見守り隊が結成された経緯と紹介を行った。「全国でも先駆的な取り組みでもあり、やわらかさと食べやすさを追求した肉質『黒毛和牛の赤身肉』をコンセプトとし、ターゲットは女性。消費者の目線で同じ女性の『愛媛ブランド牛見守り隊』を結成し、様々な活動を通じた情報発信を女性目線で行う」という内容である。

愛媛ブランド牛

愛媛ブランド牛

続いて、愛媛ブランド牛見守り隊8名の自己紹介が行われた。様々な職種の女性8名であり、各持ち味を活かした今後の取り組みや想いを語った。

愛媛ブランド牛

知事からは、「甘とろ豚・媛っこ地鶏と、愛媛を代表するものがあるが牛はない。現在の消費者動向変化により牛を選ぶモノサシが、旨み・赤身となっていることを聞いた。サシというイメージの黒毛和牛で、どこも取り組んでないであろう“赤身“に注目し畜産研究所に依頼。5年位の計画を持って進めている。どのように女性目線でブランディングしていくのかが重要である。」と、愛媛ブランド牛を手がける想いを話された。

愛媛ブランド牛

この後は牛談義が行われ、愛媛ブランド牛見守り隊からは、牛肉と地元野菜のコラボや柑橘ソースの提案・柑橘アルコール・砥部焼などの愛媛県特産との組み合わせなどの提案が報告された。
知事は各提案に対しそれぞれコメントをされていたが、牛だけではなく地元野菜や柑橘・酒・食器など、牛を通して愛媛の食材や特産品との組み合わせである「まるごと愛媛」が女性らしい視点であると言われていた。また現在名前のない愛媛ブランド牛の命名が重要であること、三宅マーケティングプロデューサーを中心とした愛媛ブランド牛見守り隊に期待していると心強いことばを頂いた。

愛媛ブランド牛

愛媛ブランド牛

愛媛ブランド牛

知事との会談は以上で終了となるが、その後は三宅氏と愛媛ブランド牛見守り隊とによる打合せが行われた。
その中で甘とろ豚も手がけた三宅氏は、ブランディングの大変さを言われていた。脂身多いと業者が嫌がるが、試食して脂身がいかに美味しいか・・・それが伝わり購買へと繋がった。36度の体温で溶ける甘とろ豚は、キャッチコピー「36度の口どけ」が知名度を高めたようだ。ブランドを作るというのはプロとユーザーとで一緒に考えることであり、また牛肉だけでなく地元野菜・果物・酒・食器などの愛媛のいい物と組み合わせる事が「まるごと愛媛」に繋がるのである。
そして女性らしい目線の1つに料理がとりあげられる。売れにくい部位(例えばウデやモモなど)を、他の何かと組み合わせることで美味しくなる。食卓そのものをプロデュースしていくこと、それが女性で結成された愛媛ブランド牛見守り隊の特長なのでもある。

愛媛ブランド牛

今後の取り組みとして、9月頭には第1回目の試食が行われる。知事報告を行った7月28日に、愛媛ブランド牛の初の出荷が行われたのである。また生産者会談も予定しており、本格的な活動が開始となる。

愛媛ブランド牛

愛媛ブランド牛

愛媛ブランド牛

翌日の愛媛新聞に掲載された。

愛媛ブランド牛

様々な牛肉の試食:http://ritoumeguri.com/14756/

愛媛ブランド牛

畜産研究センターに黒毛和牛視察:http://ritoumeguri.com/20055/

愛媛ブランド牛

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