2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
「瀬戸内しまのわ春まつりin中島」が開催された
2014年4月5日(土)中島の大浦港左手にある小浜で、春まつりが開催された。主催者は中島の島おこしで日頃から活動している「大好き中島瀬戸内の再会桜」である。
当日はあいにくの曇り模様で、時たま雨もふるというあまり良い条件でも無かったが、島へ渡るフェリーにはいつもより多くの人が利用していた。島に渡ると、担当者の山崎さんより丁寧な案内があり、迷うことなく会場に到着。
会場では、「しまぼう」が出迎えてくれそのおどけたキャラは、人気をよぶ。
今回の参加費の内容は、「みかんうどん(生麺)」のお土産付きで、さらに「みかんうどん釜玉味」も試食出来るクーポンや、帰りのフェリー料金も無料になるという特典付きとなっている。
みかんうどん釜玉味は、みかん風味をダイレクトに味わう事ができる。また麺はアツアツ、卵は半熟の温泉卵を使っているので生卵が苦手な人でも楽しめる。そこに生醤油をたらし、竹輪と天カス、胡麻を加える事でボリューム感満載の「みかんうどん釜玉味」のできあがりだ。
到着時には売り切れていたカキ飯も午後には追加ができあがり、カキの旨みがご飯の一粒一粒にまで行き渡った味わい深い濃厚カキ飯を再販売。飛ぶように売れ、人気の大きさを物語っていた。
当日はあいにくの曇り空で時たま雨も降るという天候であったが、大きなテントを用意していたので雨にあたることが最小限であった。テント内で活きの良いカキ焼き、イカ焼きを楽しんだり、みかんの島ならでは、せとか、ひめの月、はるか、デコポン、いよかんの試食コーナーも用意されて柑橘の食べ比べも楽しめた。
ひめの月とは、愛媛県産のオリジナル品種で、生産量も少なく知らない人も多い。アンコールと日向夏を交配して育成され2006年7月に品種登録された。実は黄色とオレンジ色の中間くらいの色で、皮も日向夏ほどの厚みもないので手で剥くことができる。たっぷりの果汁とプリプリの食感の中に程よい甘さとしっかりした酸味が特徴。わずかに苦味も感じられる甘さに特化した柑橘というよりも、爽やかな口当たりが特徴の柑橘である。
【大好き中島再会桜まつり】
場所:中島小浜(愛媛県松山市小浜)
時期:4月上旬
人数:100人程度
問合せ:大好き中島 瀬戸内海の再会桜
TEL:090-9558-8576(山﨑様)平日13〜19時で連絡
※今回のイベントは「瀬戸内しまのわ2014」と関連。
通常、まつやま里島ツーリズム連絡協議会が主催している「里島めぐり」でのイベントである。
里島めぐりHP:http://ritoumeguri.com/event_month2014.html
※中島へのアクセス:http://www.nakajimakisen.co.jp/