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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|グルメ

新たに生まれた愛媛の「食」

えひめの「食」料理コンクールは、「愛」あるブランド産品のPR及び地産地消の推進を図るため、えひめ愛フード推進機構などが主催。
プロの調理師を対象とした料理コンクールを開催し、調理師に愛媛県産農林水産物に対する理解を深めてもらうと共に、消費者へえひめの「食」情報を発信する事を目的としている。

えひめの食料理コンクール

和食・洋食・中華の3部門からなり、1部門約20名が応募。指定食材を使用した一人前のランチメニューを作る。
プロ2名と一般審査員4名の合計6名で審査し、見た目(見栄え・色彩)・味覚・バランス・創造性・基本事項の5項目について総合的に評価。最優秀賞(1点)・優秀賞(2点)・審査員特別賞(1点)の合計4点を各部門で選ぶ。
展示された料理・お品書き・写真を目視し、「愛」あるブランド産品を使用した料理を試食したうえで各審査員がそれぞれ審査。個別審査終了後、審査員長は審査員会を別会場にて開催し、審議のうえ入賞者を決定する。

えひめの食料理コンクール

プロの料理人が参加する県内最大規模のコンクールとして2007年から開催され、今回7回目を迎える。
2014年度の指定食材は、和食は愛南ヒオウギ貝・媛っこ地鶏・伊予美人、洋食は媛っこ地鶏と「愛」あるブランド産品に認定されたJA産品、中華はふれ愛・媛ポーク・ちりめん。プロの調理師が、素材を活かした独創的な料理へと作り上げた。
「愛」あるブランドとは、愛媛の農林水産物統一キャッチフレーズである「愛媛産には、愛がある。」を基本コンセプトとし、安全・安心(人と環境への愛)、品質(産品への愛)、産地・特産(ふるさとへの愛)の3つの「愛」を持つ優れた農林水産物及び加工食品を「愛」あるブランド産品に認定し、認定された産品のイメージや価値を高めることで、その消費や販売拡大を図ることを目的としている。
最優秀賞に和食部門は宇和川 定さん(料亭うめ乃や)、洋食部門は上林 亮さん(オーベルジュゆらぎ)、中華部門は坪内 譲治さん(雁飯店)が選ばれた。
【最優秀賞】
和食部門 宇和川 定さん(料亭うめ乃や、松山市)
「伊予美人揚芋饅頭鶏味噌射込み」

えひめの食料理コンクール

えひめの食料理コンクール

洋食部門 上林 亮さん(オーベルジュゆらぎ、新居浜市)
「『野の花工房』秋山さんが丹精を込めて育てた 媛っこ地鶏の二種調理 伊予柑風味のボルトソースで」

えひめの食料理コンクール

えひめの食料理コンクール

中華部門 坪内 譲治さん(雁飯店、松山市)
「媛ポークとちりめんの蒸し物 緋の蕪ソース」

えひめの食料理コンクール

えひめの食料理コンクール

「会を重ねるごとに技術があがり素晴らしい作品が多かった。しかし全体的に創作料理に走る作品が多く、各料理の原点に戻ってほしい。食材を活かし、その食材の良さをアピールできるように取り組んでほしい。」と審査員から今後との取り組みについて話があった。

えひめの食料理コンクール

最優秀賞及び同優秀賞は、店舗でメニュー化される。(多少のアレンジはあり)
また各部門最優秀賞を受賞した3名が、チャンピョンを決めるスペシャルコンクールを実施。国の「日本の食を広げるプロジェクト事業」を活用し、平成25年度に新しい取り組みを始めた。
料理に対する人一倍の愛情と努力がそれぞれの作品に込められ、新たな愛媛の料理として生まれ変わる。
【和食部門】
優秀賞 山潟 真司さん(国際ホテル松山、松山市)
「芋・蛸・南京琥珀仕立」「媛っ子地鶏オイルハーブ焼 バジルソース」「緋扇貝黄金焼」

えひめの食料理コンクール

優秀賞 関谷 敏明さん(道後プリンスホテル、松山市)
「伊予美人餅」

えひめの食料理コンクール

審査員特別賞 杉野 晃一さん(道後舘、松山市)
「媛っ子地鶏とサラダを三種の味で」

えひめの食料理コンクール

【洋食部門】
優秀賞 近藤 和之さん(レストラン門田、松山市)
「媛っ子地鶏と愛媛産椎茸 媛王のマリアージ 柚子の香りと緋の株ソース」

えひめの食料理コンクール

優秀賞 小島 三生さん(レストラン ブラン・ブルー、新居浜市)
「秋山さんからの〜媛っこ地鶏 自由な今治の風にふかれて」

えひめの食料理コンクール

審査員特別賞 高市 博幸さん(ザ・グリーンカーメル、松山市)
「秋山さんの媛っ子地鶏を2種の味わいで〜地鶏の胸肉のオレンジ風味のパイ包み〜地鶏のモモ肉の麦味噌コンフィ」

えひめの食料理コンクール

【中華部門】
優秀賞 高智 優さん(雁飯店、松山市)
「山海の幸、ふれ愛,媛ポーク皮包みの飾り蒸し 彩色野菜と麦チリメンソース添え」

えひめの食料理コンクール

優秀賞 井口 大樹さん(国際ホテル松山、松山市)
「塩漬け媛ポークおから餅の煎り焼き〜潮風薫ちりめん醤添え〜」

えひめの食料理コンクール

審査員特別賞 青木 淳さん(レトロモダン蒼、新居浜市)
「媛ポークスペアリブのコンフィ ちりめんテュイル添え チィニーズスタイル」

えひめの食料理コンクール

※他の作品は、こちらから見る事ができます。

【応募者情報】※2014年の情報
対象者:県内の飲食店に勤務又は飲食店を経営する調理師(定員:和洋中各20名、計60名)
    ※調理師3団体(愛媛県調理師会、全日本司厨士協会四国地方愛媛県本部、日本中国料理協会愛媛県支部)
     の会員
料理規格:ランチメニュー1人前のうち、指定食材を使用したメイン料理1皿
食材価格:ランチメニューの献立を組み、その全てに係る食材(原材料)価格は1人前1食分で700円以内とする。
     予定売価は、一律2,000円とする。
【えひめの「食」料理コンクール】※2014年の情報
日時:2014年2月10日(月)11時15分〜14時15分
会場:いよてつ高島屋8階スカイドーム
主催:えひめ愛フード推進機構、社団法人愛媛県調理師会、公益社団法人全日本司厨士協会四国地方愛媛県本部
   社団法人日本中国料理協会愛媛県支部
表彰:和食・洋食・中華の部門ごとに、優秀な作品を作ったプロ調理師を表彰する。
   ・えひめ愛フード推進機構最優秀賞 賞状及び副賞(各1名)
   ・えひめ愛フード推進機構優秀賞  賞状及び副賞(各2名)
   ・審査員長特別賞         賞状及び副賞(各1名)
   ・奨励賞その他
【スペシャルコンクール】
部門別コンクールで決定した各部門の最優秀賞受賞者3名が改めて競い合う企画。
『和洋中 愛媛のてっぺん!〜「愛」あるブランド料理頂上決戦!!〜』
放送日時:2014年3月17日(月)19〜19時55分
     ※再放送 2014年3月22日(土)16時半〜17時20分
放送局:あいテレビ
指定食材:「愛鯛」VS「愛媛甘とろ豚」
【えひめ愛フード推進機構】
えひめ愛フード推進機構HP:http://www.aifood.jp/

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