2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
「松山おもてなしコンビニ」認定式典開催
2014年2月8日(土)サークルK石手店で「松山おもてなしコンビニ」認定式が開催された。
松山市が兼ねてから取り組んでいた「おもてなし日本一のまち松山」の実現に向けた取り組みの一貫である。コンビニエンスストアと地域が一体となって、お客様に笑顔でより品質の高いおもてなしサービスを提供していくために、「松山おもてなしコンビニ」を創設。その第一弾として、サークルケイ四国株式会社市内8店舗を認定したものである。
その記念式典が、開創1200年の石手寺と本館建築120周年の道後温泉とを繋ぐサークルK石手店で執り行われた。
サークルケイ四国村上社長から、「コンビニはどうしてもムダの無い利潤追求の代表的な扱いが多いのですが、おもてなしの気持ちを通じて地域の方々やご利用されるお客様、四国遍路で巡っているお遍路さん、みんなに感謝の気持ちを伝えながら、若い人達におもてなしの心を伝えたい」という話しがあった。
野志市長は、道後温泉と石手寺が徒歩圏内にあり、その間のだれでも気楽に利用できるコンビニで「おもてなし」を実際に体感していただくことで「おせったい日本一のまち松山」を高めていきたいと話す。
式典には、手作りのお遍路マップを制作した松山大学学生地域創造研究所(Muse)の方々の紹介と、其の関係者によるおもてなしサービスが実施された。
椿まつりも終わり、これから春を迎える松山。お遍路さんの姿も増えてくるこの時期に、昔からお接待を大切に育み生活の中に生かされてきた「おもてなしの気持ち」を、皆さんに知っていただくことは意義深いものと言えるだろう。