2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
「HOTEL HORIZONTAL」5施設のご案内
道後温泉本館改築120周年を記念した芸術祭「道後オンセナート2014」は、2014年4月10日グランドオープンです。道後温泉本館改築120周年記念事業実行委員会が主催、歴史ある道後の町を現代アートで彩ります。ひと足先に道後温泉ホテルの5会場で、宿泊・見学が出来る「ホテル ホリゾンタル」などが公開となりました。
ホテルホリゾンタルとは、「最も深い夢 The deepest dream」をテーマに、世界で活躍するアーティストたちが道後のホテルを使って各1室を手がけるプロジェクト「HOTEL HORIZONTAL」のことです。宿泊施設の部屋を担当アーティストが作品化し、実際に宿泊できる作品として空間演出(インスタレーション)を施す。道後地区にあるホテル・旅館が水平的に連携し、架空のホテルとして皆さんをお迎えするというものです。
■「宝荘ホテル」草間彌生
“わが魂の記憶。そしてさまざまな幸福を求めて” Memories of My Soul, and in Search of Diverse Hapinesses
草間彌生の魂の記憶を辿るつくりで、往年の作品から最新作までが部屋の中に表現されています。新作かぼちゃ、幻想的に光るガラス製の座卓や食器、ベッドまで草間ワールドに浸れます。また1階の水玉カフェ(水玉強迫:DOTS OBSESSION 2013 )には、限定スペシャルメニューも用意されています。
見学料金:税込1,000円 (草間彌生オリジナル缶バッチ付き)
見学時間:11〜14時(受付10〜13時55分)
所要時間:15分
見学人数:各回6名様迄
備考:当日ホテル受付で予約先着順、電話予約不可
※2013年12月24日〜2014年1月4日のみ事前予約要(受付時間10〜19時)
■「道後館」谷川俊太郎
“はなのいえ” Flower House
部屋全体を道後温泉に滞在した氏の執筆活動の場としてイメージしています。
最初に目につく庭に書かれている“風の詩”・・・やがて、部屋の随所に用意されている詩をみつけ出してくことで、詩と言葉、音と自然、それらを包括してかかわる人との関係性を表現しています。
見学料金:税込2,000円(お抹茶+オリジナルお菓子「和菓詩」付き)
見学時間:12〜15時(最終受付14時)
所要時間:50分
備考:2013年12月31日〜2014年1月2日は利用不可
■「ホテル古湧園」荒木経惟
“楽園” RAKUEN
主要モチーフ“花”と自分の分身“恐竜”を用い、迫ってくるような大画面に色香を持ちながら朽ちていく儚い花を配する事で、未知なる園に迷い込んだ男と女、生と死を想起させ、創世と堕落を同時に連想させています。宿泊者にはオリジナルポストカードが付いてきます。共に18歳以上の制限あり。
見学料金:税込300円(オリジナルポストカード付き)
見学時間:11〜14時(最終受付13時半)
所要時間:10分迄
備考:2013年12月31日〜2014年1月3日は利用不可
入浴割引/通常1,000円のところ500円で大浴場が利用可
18歳未満は利用不可
■「茶玻瑠」石本藤雄
“Suuri Taiga”大草原 Suuri Taiga
フィンランド語の“Suuri Taiga”は、日本語で“大草原”の意味。マリメッコでデザインした代表的なファブリックのタイトルでも使用されています。室内では、布団カバーや座布団袋、椅子、広縁建具、袢纏などが用意されています。
見学料金:見学のみ 税別700円(石本藤雄オリジナル缶バッチ付き)
見学+ランチビュッフェ 税別2,300円(石本藤雄オリジナルグッズ付き)
見学時間:12〜15時(受付11〜14時)
所要時間:15〜20分
見学人数:1度に6名様までの入室可
■「花ゆずき」皆川 明
“ロ” LO
縁のない真四角な琉球畳で上下左右すべてが覆われたシンプルな空間の中に、『skyful』のファブリックボードと木が描かれた障子が出迎えてくれます。宿泊者はm,『choucho』の刺繍入りのリネンも楽しめます。お部屋では、湯だまをモチーフにした“whip”グラスを、宿泊特典として、“Thank you very gadge”がプレゼントします。
見学料金:税込500円(皆川明デザインオリジナルグッズ付き)
見学時間:12〜15時
見学時間:15分毎の入れ替え
見学人数:1度6名様まで入室可(1時間あたり20名様の受け入れ)
【道後オンセナート】
グランドオープン:2014年4月10日(木)
フィナーレ:2014年12月31日(水)
ゆだまんの記事:http://ritoumeguri.com/12271/
道後オンセナート2014「うぶ湯 SIMPOSIUM」の記事:http://ritoumeguri.com/12342/
道後オンセナート総合案内所開設記事:http://ritoumeguri.com/12982/
道後オンセナート2014プレイベントの記事:http://ritoumeguri.com/13895/
道後オンセナート2014アーティストの記事:http://ritoumeguri.com/13949/
道後オンセナートHP:http://www.dogoonsenart.com/