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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|グルメ

自然をほおばるsola

道後の山の手にある緑に囲まれた「自然をほおばるsola」は、からだにやさしい、からだにうれしい、こだわりの季節素材を使ったおいしいパン・菓子の店です。

自然をほおばるsola

自然をほおばるsola
solaの人気商品は「あげたてのカレーパン」で、注文してから約4〜5分で揚がり出来立てを味わえます。また揚げていないカレーパンの持ち帰りが出来、家庭で揚げたてのカレーパンを味わうこともできます。中でもピロシキは寒い時期限定で、心待ちにしている人も多いとか。なすときのこをバターで炒め、白ワインと甘口カレールーで煮込んだ「なすきのこのカレーパン」など、旬の具材を使ったカレーパンから季節感を味わうこともできます。またスタッフの方で試行錯誤しながら生まれたサンドイッチは、旬素材の意外なものとの組み合わせもあるようで人気があります。

自然をほおばるsola

自然をほおばるsola

さびの和風サンド
もちろん他のパンにも季節限定の地元食材を多く使っているので、季節により商品が変わるという楽しみもあります。産地や生産者の方にもこだわり、食材の収穫に時期をあわせて商品を提案していく・・・このことにより、一番美味しい時期の食材の味を活かすことができるそうです。

自然をほおばるsola

solaの店長の鵜久森 寛子さんの想いは、「家庭でお母さんが作っている料理」だそうです。家族を思う母の気持ちは、「安心安全なものを食べさせたい」ではないかと・・・そこから始まった食材や時期などの見直しは、一つひとつ行われて今の形になりました。
添加物を使わないこと、こだわりの季節素材を使うこと、それが「体に優しい、体にうれしい」につながると言われます。例えば植物性のカンテン(長野県の伊那食品)を使用され、なるべく動物性のものを使用しない。また小麦粉は国産の物(香川県産石臼挽き粉100%)を使用され、また砂糖も基本的に国産本きび和糖やテンサイ(サトウダイコン)使用されているのもその1つです。

自然をほおばるsola

こだわりは素材だけではなく、提供する時期も考えられています。例えばクリームパンは、寒い時期限定!
ある時「クリームが少なかったわ」というお客様からの声があり、夏はクリームが溶けてパンに染み込んでいることに気づかされたそうです。暑い夏はどうしてもクリーム系は溶けやすく傷みやすい。それなら夏はやめようってことになったそうです。添加物を使用していないsolaでは、からだに優しく美味しい分、どうしても日持ちがしない・・・そしてそのことを「文字」にすることにより、お客様に分かりやすいように工夫されたそうです。

自然をほおばるsola

店の看板である「solaおばさん」は、デザイナーの宗誠二郎さん作で「お母さん」というイメージに親しみを感じる人も多いとか。また自然あふれる植物やシンプルな雑貨たちに囲まれて、店内でいただくこともでき出来立てのパンをその場で味わえます。

自然をほおばるsola

自然をほおばるsola

鵜久森さんはこの世界に入るまでは全く違う仕事をされていたそうで、だからこそわかる食べる人側の気持ち。その熱い想いがパンに伝わって、体にやさしい、体にうれしいパンを生み出されています。

自然をほおばるsola

自然をほおばるsola

【自然をほおばるsola】
住所:愛媛県松山市祝谷6-1190-1
TEL:0120-089-488
営業時間:平日:9~18時半、土日祝:8〜18時半
HP:http://www.sola-obasan.com/

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