2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
松山秋祭りを前に、熱気にあふれた「大神輿総練」!!
大神輿総練(おおみこしそうねり)が2013年9月29日(日)、松山市堀之内の城山公園で開催された。
松山市内の神輿31基が集い、約3200人のかき手が鉢合わせやかき比べを披露。今年で3年目となる宇和島牛鬼2体と今年は新居浜の太鼓台が初参加される中、約5万人の観衆が会場の熱気を楽しんだ。
松山市の伝統文化「秋祭り」をより多くの方に知って頂き地域の活性化を図ることを目的としており、4年前から大神輿総練実行委員会が取り組まれている。
大神輿総練の見せ場となる神輿入場を前に、水軍太鼓・琉球太鼓やゆるキャラなどが応援に訪れふれ愛ゾーンで披露。またグルメブースも多くあり、訪れた人は地元のグルメを味わっていた。
そして午後からは、お待ちかねの神輿入場!入場と共に拍手喝采がわき、それに答えるかのように練る神輿もあり会場は盛り上がった。
神輿が勢ぞろいし、その中で式典が行われました。
西岡義則実行委員長が、「松山の伝統文化の秋祭りを、愛媛の祭りにして長く続けていきたい。」と挨拶。
また祭りの大好きな愛媛県中村知事は、「秋祭りの日程が東・中・南予違うので、それぞれ楽しんでほしい」と。
松山市野志市長は、「松山の人はお祭りが大好き!この松山城の石垣が生える松山で、これからも守っていきたい。楽しみましょう。」と挨拶された。
そして、女神輿の登場によりパフォーマンスを開始。
威勢良く、また美しい女性たちの担ぎ手さんは魅惑的であった。
宇和島牛鬼2体と新居浜の太鼓台の披露。
新居浜の口屋(くちや)太鼓台は、七福神が刺繍された幕で飾られた2.5tの太鼓台を約150人のかき夫たちが差し上げた。房の揺れる太鼓台は、迫力があり新居浜の太鼓台の魅力を魅せつけた。
そして松山の祭りの最も盛り上がる鉢合わせでは、かき夫らが「もてこい」と挑発!その互いに激しくぶつかり合い一気に会場は熱気に包まれた。興奮冷め切らないかき夫らの中には喧嘩になるシーンもあるなど、松山の秋祭りらしい様子もあった。
古町の四角・八角には、愛媛県知事と松山市長が神輿に乗り会場を盛り上げた。
フィナーレの総練りではすべての神輿が勢ぞろいし、かき手が一斉に差し上げた。
動画でもどうぞ
残念なことに、9月22日に不審火で神輿を焼失した溝辺町大神輿。今回の秋祭りでは、1989年ごろまで使っていた神輿を直して参加されることになりました。しかし古いため鉢合わせは出来なく残念ですが、来年は新しい神輿で参加されるように準備されるそうです。
10月7日(月)は、松山地方祭。10月5日(土)から3日間に渡り、多くの場所で神輿が出始める。
下記から、2013年松山地方祭 宮出し・宮入時刻の予定表が見られる。
http://goo.gl/coZSw4
また瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクトのFBでも、他の写真がご覧いただける。