• アクセス
  • お問い合わせ
  • Instagram
  • Facebook

2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|イベント

食べ歩き、飲み歩きを楽しんだ一日「三津浜バル+」

食べ歩きと飲み歩きが楽しめる「三津バル+(プラス)」が2013年9月22日、松山市三津浜地区で開催された。当日は快晴の中、家族連れや友人などで賑わった。

三津バル+

スペインの「バル」文化をアレンジした三津バル+は、三津浜近海の魚や島の食材をテーマにした港町・三津浜ならではのグルメバルイベントである。三津の様々な素晴らしい所や美味しいものを巡り三津浜で楽しんでもらうことで、地域を活性化しようと三津浜地区にぎわい創出実行委員会が企画。
松山市の野志市長は、「文化は輸送手段で変わってきます。松山市三津浜は海沿いで船が行き来することで栄えてきた。松山の様々なところで地元の人が盛り上げていこうとする動きがあり、この三津浜もその一つです。三津浜の魅力を皆さんで磨いていきましょう。松山の宝を磨きましょう」と熱く話されていた。

三津バル+

三津バル+では5枚綴りのチケットになっていて、チケット1枚で1ドリンク+各店舗自慢の料理を楽しむことができる。またイベント終了後にある「あとバル」参加店舗でも使用できるようになっている。

三津バル+

三津浜商店街や周辺の17店舗が参加、また屋台と蜜バルもあり、これから三津浜でお店を出したい人達を集めているブースもあった。

三津バル+

忽那諸島の中島で捕れたヒジキと、玉ネギを使った「しまったこ」。素材の味を大切にされており、1パック食べると1人当たり1回で食べるヒジキ(約15g)を摂取できるそうだ。また玉ねぎの甘さを活かすためにタコは入れずに、まるでグラタンのような味でまとまっている。この「しまったこ」は、愛フード推進機構とFM愛媛による「愛媛の食の未来を考えるプロジェクト」が発案され今回の販売に繋がっている。

三津バル+

三津バル+

伊予灘で捕れた天然の鯛を使用した鯛めしのおにぎりを頂ける「鯛や」では、早くも13時頃に完売。すごい人気だったようだ。

三津バル+

三津バル+

他にも様々な店舗で多くの人が並んだ。

三津バル+

またこちらでは、家と家の路地に素敵な飾りをされバルを盛り上げていた。

三津バル+

その路地から美味しそうな匂いは、「中島産天然イノシシの串焼き」!!

三津バル+

三津バル+

それにスペインのイベリコ豚の生ハム!

三津バル+

参加された方の中は、「いろんなお店を巡れて、少しずつ味わえて楽しい」や「三津浜らしい食材が食べられてよかった」と。また「店の中でしか食べられないので待たされた。もっとテイクアウトが出来たら、もっと沢山巡れたのに・・・」と、残念そうな声も届いた。きっと楽しくってもっと巡りたかった、という気持ちが強かったのであろう。

三津バル+

松山市三津浜では、江戸時代から昭和初期の民家が多くある。以前は大変栄えていた湊町・三津浜では空き家が多くなり、商店街もシャッターを降ろし人通りも少なくなってきた。しかし今、様々なイベントが開かれる中、カフェやレストラン・パン屋、また雑貨などが増えて少しずつ人が戻ってきている。
古き良きものが残る三津浜。より多くの人に三津浜の魅力を知って頂く素敵なイベントであった。

一覧に戻る