2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。
島民ガイドと歩く「めぐって忽那!島いちばんうまめしツアー」モニターツアーの第4弾!!
「めぐって忽那!島いちばん・オコゼづくしツアーin睦月島(むづきじま)」を、9月24日(火)に実施した。
天候にも恵まれ気持ちの良い秋風の吹く中、参加者は高浜港を出発し睦月島に到着。オコゼづくしの昼食の前に、まずは島周遊プチクルーズ。睦月島・野忽那島周辺の景色を楽しんだ。ここら辺では、変わった形の岩が沢山ある。
岩の割れ目のあたりで、男女がキスしているように見える?!その名も「キス岩」。
こちらは「白鳥岩」ですが、右手の黒っぽい岩に白い線で描いたような白鳥の姿にも見える。
そして「芋子島」は、見る人が見ればドクロに見えるとか!?
梅の子島は、梅の子城跡でかつては城があり敵の船が来ないか見張っていたそうだ。「猿の頭に見える!」と言われる参加者尾も・・・なるほど、これはわかり易い!
最後に海上から野忽那島の集落をのぞみ、海上クルーズはまさに爽快なひと時であった。
そしてお楽しみの昼食!豪華なオコゼづくし料理に参加者一同舌鼓!
オコゼのお刺身、から揚げ、煮オコゼ、お吸物のフルコースとなっている。他にも鯛めしと海そうめんと盛り沢山!
立派なオコゼのお造りに一同感激!! ぷりぷりの身のほか、皮や胃袋、身皮、肝、中落ちまで堪能した。
から揚げはかぶりついていただける。
煮オコゼまでいただけるとは、なんと贅沢!
オコゼのお吸い物も最高! 旨味が体中にしみる。
そしてデザートは、睦月島の極早生日南!みずみずしくて甘酸っぱい初物を頂いた。
美味しいものを堪能した後は、島民ガイドと歩く島内ウォーキングである。島内ウォーキングは、海遊亭の田中さんの楽しいガイドで島の見どころを巡った。三輪田米山の注連石、「孳孳為善」(じじぜんをなす)と書いてある。「鶏のなく頃におきて孳(つと)め、孳(はげ)みて、善をなす」意味だそうだ。三輪田米山は、松山市久米にある日尾八幡神社の神官の子として生まれた偉大な書家。松山近郊のお宮の神名石・注連石などに多くの書が残っている。
休校中の小学校。睦月島の最年少は、高校生とのこと。高齢化が著しいそうだ。
當田八幡宮。睦月島の秋祭りで行われる神輿の鉢合わせは、神輿の正面どうしでするそうだ。
當田八幡神社にある「乃木希典直筆の石碑」
玉善寺の夫婦楠。立派な幹は大三島の大山祇神社の楠より太いかもしれない!?
最後は、透き通る海で砂浜散策をした。美しい海に感激。「泳ぎたい!」との声も上がっていた。
今回は、瀬戸内・食べ巡りプロジェクトの旅行商品化部門の撮影と取材でお届けした。
【アクセス】※2013年9月の情報
中島汽船:http://www.nakajimakisen.co.jp/
電話番号:本社(松山市)089-952-7277
中島支店(中島)089-997-1221
●フェリー(三津浜~高浜~睦月島)
運賃(大人1人片道):670円・所要時間:約45分
●高速船(高浜~睦月島)
運賃(大人1人片道):1,210円・所要時間:約18分