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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|グルメ

百貨店で40年以上変わらぬ味の大判焼き

昭和46年、当時いよてつそごう(いよてつ高島屋)の地下食品売り場に「大判焼き」が誕生した。それから40年以上の間、変わらぬ味を守り続けられている「小泉製菓」は、百貨店にある老舗として愛され続けている。

小泉製菓

小泉製菓は創業昭和20年の老舗であり、創業当初は生姜糖(生姜に砂糖を絡ました菓子)を製造してきた。
いよてつそごうの社長小泉順次郎氏が、小泉製菓の代表小泉泰方氏の叔父にあたるという縁もあり百貨店に出店。大判焼きの他、おはぎやたいやきなど様々な商品がある。

小泉製菓

厳選された北海道産小豆(紫丸)をじっくり煮あげた餡を、良質な卵と粉を使用した生地にたっぷりと入れる。

小泉製菓

小泉製菓

その皮も同じ大きさになるように作られ、まさに職人の技ともいえるひと品に仕上がっている。

小泉製菓

小泉製菓

最後の仕上げは、「高島屋」のマークの入った焼印である。いよてつ高島屋になった際に、「そごう」から「高島屋」に変更。他にも松山城のマスコットキャラクターの「よしあきくん」や、高島屋が10周年記念を迎えられた時には「くるりん」の焼印をされ、人気が高かったそうだ。

小泉製菓

2012年9月から高島屋3階の伊予鉄市駅西駐車場連絡口にて、大判焼きの販売を始められた。地下食品売り場の奥にあり“知る人ぞ知る”店舗であるが、3階の販売が始まってより多くの方に食べて頂けるようになったそうだ。駐車場から高島屋に入ると、「ふわっ」と香る温かく優しい甘い大判焼きの香りに誘われるように足が向いてしまう人たち。「創業当初からのお客様が世代を越え、子に、孫に繋がっていく・・・そのようなお客様がいて、うれしく感じました」とスタッフの方が言われていた。

小泉製菓

1998年開催の第23回全国菓子大博覧会で栄誉大賞を受賞された大判焼きは、40年以上も同じ味を守り続けられ松山市民のソウルフードとして愛され続けている。

小泉製菓

小泉製菓

【小泉製菓】
住所:愛媛県松山市湊町5-1-1 いよてつ高島屋B1F
電話番号:089-948-2176
営業時間:10~19時
定休日:1月1日のみ
小泉製菓HP:http://www.okashinokoizumi.com/index.html


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