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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

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2013年7月中旬、松山市沖の興居島へ柑橘の取材に行きました。

取材にあたり、JAえひめ中央の稲垣さん、生産者の青井さん、山岡さんには大変お世話になりました。
最初に伺ったのは、青井さんのデコポン畑です。
まだまだ、色も深い緑でデコポンの赤ちゃんですが、カタチはすでにデコポンになっています。

興居島JA

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この日、青井さんは摘果作業をしていました。この摘果というのは、必ず行わなければならない作業で、一枝に幾つも成長させると小玉になったり栄養も充分に行きわたりません。それで、この段階で摘果して行くわけです。

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この摘果は意外と大変です。機械化出来るわけでもなく、手で一つ一つ丁寧に、かつ迅速に行わなければなりません。なにしろ数が多いんです。

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青井さんは、午前5時から畑に入っています。
毎年、暑さが厳しくなっています。防暑対策は絶対条件ですね。
取材していた私は、汗が額から滴りおちるので、少しの時間で汗びっしょりになりました。

興居島JA

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ただ、大きな木のそばにいくと、涼しく感じられます。確かに日陰以上の涼しさがあります。まるで、デコポンの木に守られている様な錯覚を覚えました。

興居島JA

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摘果したデコポンを味わってみると、まだ甘さはありませんが、心地よい酸味が口に広がりました。
暑い日はこういう酸味は体に良いと思います。
この摘果作業は、トータルで3回行います。摘果後の地面には、こんなに果実が落ちています。

興居島JA

店頭に並んでいる柑橘ってこうして摘果し、いいものだけを育てるという作業を手作業で一つ1つ仕上げているんですね。

興居島JA

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次に、紅まどんなを生産している、山岡さんの畑に行きました。
ビニールハウスの中に大切に育てている紅まどんなは、まだ面影もありません。しかしよく見ていくうちになんか上品な気がしてきました。こちらでの摘果作業はだいたい終了されていました。

興居島JA

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摘果された果実を味わってみました。もちろん色も写真の通りで、たしかに、酸味が強く甘みは感じられませんが、デコポンとは異なる酸味で、柑橘の種類によって酸味も違うのがわかります。
面白いのは、摘果された果実もすでに、紅まどんなのように皮の厚みも薄く、実も上品な柔らかさがありました。

興居島JA

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山岡さんとJAえひめ中央の稲垣さんが打合せをしています。柑橘の話で二人は大盛り上がり!

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今度は車を走らせて、せとかの畑へ。
せとかの赤ちゃんは、まだゴツゴツした外観です。これが大人になると、すべすべした美しくも美味しい“せとか”になるんですね。

興居島JA

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隣には、せとかの苗木畑もありました。この畑からせとかが出荷されるまであと数年はかかるそうです。・・・成人になるまで時間がかかるものです。

興居島JA

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最後に、島の女性陣の「由良まどんな」というグループがあります。これまで島の生産は男性陣がメインでしたが、女性目線での生産を行ことで、新しい提案が可能になるのではないかと様々な挑戦しています。その「由良まどんな」の畑を見に行きました。

興居島JA

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興居島は、ミネラルタップリの潮風が一年中ながれ、日光を遮るものがないことや日中と夜との寒暖差が柑橘にとって丁度良いこと、さらに、水はけが良く甘い柑橘を育てるには非常に適した土壌であることなどがあげられます。そこに、生産者の熱い思いが一つ一つの果実となって店頭に並んでいるのですね

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