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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|イベント

東日本大震災から二年目を迎えた3月11日、県内各地では震災の犠牲者を追悼し復興を祈る追悼行事が開催

当日3月11日は、震災犠牲者のご冥福と1日も早い復興・復旧を祈念するため、また松山にいる私たちが震災に備えるため共に考える日にしたいと松山市主催の「東日本大震災2周年メモリアルイベント」が松山市大街道で開催された。
松山市はこれまでに、被災地への人的派遣(消防士や保育士などの短期派遣と事務職土木職などの長期派遣)や支援物資・義援金の提供、台湾台北市松山区にある松山慈祐宮をはじめとするボランティア団体から被災地支援のための義援金を活用し支援車両を贈呈など行っている。
また愛媛に移住された方たちへの支援活動は、訪問相談によるこころと身体の健康相談等・家電品等貸与・支援金支給・市営住宅の空き部屋提供・リサイクル家具の提供・リサイクル自転車の提供等支援を、H23年・24年実施及び25年度も支援を延長するようになる。
松山市長野志様は、「当時東京にいて地震にあった。飛行機は飛ばず、羽田空港で一夜を過ごした。命があっただけでもありがたいと思った。記憶とは薄れていくものだけど、忘れてはいけない。思いをはせて1日も早い復興を祈らせて頂く。」と話された。

市長挨拶

松山中央商店街連合会より被災地への寄付金の授与があり

寄付金

調印式が行われた。この調印式は、松山市が株式会社愛媛CATVと社団法人愛媛県建設業協会松山支部と調印を交わすことにより、通信網と交通網がより強くなり松山の防災力があがったことになる。

調印式

仙台市に本拠地を置くプロ野球楽天は、オープン戦のために滞在中の松山市でメモリアルイベントに出席された。
星野仙一監督は、「今もなお被災地では戦っている。改めて大きな心で皆さんが見守ってくれていることに感謝している。当時は家族・友人を思い選手も野球をしていてもいいのか、と葛藤の日々だった。今まではいろいろな支援をして優しさを伝えてきた。これからは強さをプレゼントしていきたい。勝つことで一瞬でもいい、本当に腹の底から今の辛さを忘れてくれたら。」と熱い想いを語られた。

星野監督

また「あの風景がよみがえってきた。車や船が乗り重なっている、その光景。子どもがこの階段をのぼったから助かったんだ、などと話したことなど・・・」黙とうをしながら星野監督は当時の様子を思い出し、言葉をつまらせる場面もあった。

星野監督

14時46分、黙とうをささげた。

黙とう

復興をたたえ絆を深める歌声は、優しくそして暖かく大街道商店街を包み込んだ。
番町小学校6年生による「ひとつ」

番町小学校

「絶対に忘れてはいけないし、忘れないようにして欲しい。人の気持ちがこもっている歌なので、それを表現したい」と話してくれた芝戸さんからは、優しい想いが感じられた。

芝戸さん

また松長さんは、「がんばって前向きに生きていって欲しい。あの日多くの人が辛い気持を味わった。光に向かって前進してほしい」と、被災者に希望の声を届けていた。

松長さん

聖カタリナ女子高等学校コーラス部による「COSMOS」

聖カタリナ女子高等学校

済美高等学校コーラス部による「ここからはじまる」

済美高等学校コーラス部

松山東雲女子大学・短期大学コーラス部による「SMILE AGAIN」

松山東雲女子大学・短期大学コーラス部

最後に各コーラス部、会場参加者・スタッフのみなさんによる「花は咲く」で第1部は終了した。

済美高等学校

会場にはメッセージコーナーがあり、想いをメッセージに託していた。

メッセージ

メッセージ

またパネルコーナーでは、南三陸町の写真が当時の震災や支援の様子を語っていた。

パネル

18時からはキャンドル点灯が行われた。安全性の配慮から松山市の方や関係者によってキャンドルに点灯され、優しい光で包まれた。(以降、瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクトのボランティア伊藤さんの娘 伊藤綾さんの写真。)

キャンドル

キャンドル

松山東雲中学校・高等学校ハンドベル部による「いつくしみ深い」「Ave Maria」の演奏があり、想いの込められた音がこころに響いた。

ハンドベル

キャンドルを見つめる人や手を合わせ祈る人もいて、多くの人が「風化させてはいけない。また1日も早い復興を」という想いで3月11日の夜を終えた。

祈り

「被災地への復興の思いは松山市民も同じことで、日本国民が復興のため力を合わせることが重要と考えられている。
私たちは震災や被災地のことを今後も忘れずできる限りの支援を続けていくことや、松山市で今後の災害に備え、より対応できるよう個人・地域・行政が一体となって進めていくこと。」と松山市から温かいことばが届いた。
松山市のこれからの取り組みとして、災害のみならずその他の危機事象への対応を地域と行政が一体となり迅速かつ的確に出来るよう、今後もより一層の体制の設備及び強化を進めていかれる。

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