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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|その他

「鬼は外、福は内」2月3日の節分の日、出雲大社松山分祠で厄除け祈願の方などで賑わいました。

2月3日は、節分です。
節分といえば「福は内、鬼は外」と言いながら福豆をまいて、年齢の数だけ(数え年)豆を食べて厄除けをします。自分の年の数の一つ多く食べると体が丈夫になり、風邪ひかないという習わしがあるそうです。

豆

松山市にある出雲大社松山分祠で、厄除け祈願に多くの方が来られていました。厄除け祈願は数え年で行い、1月から2月の節分までに行われます。大厄は男性が42歳、女性が33歳です。
出雲大社松山分祠では、毎年約千人位の方が厄除け祈願を受けられます。また神楽の見物の方も含めると二千人位の方が訪れるそうです。

出雲大社松山分祠

お名前を呼ばれた方が玉串を受け取り、厄除け祈願を受けられます。

玉串

祈祷

祈願を受けられている間、神代神楽がありました。神代神楽とは岩戸神楽ともいい、民俗芸能の一つです。面をつけて神々に扮し、「岩戸隠れ」「大蛇退治」など神話に取材した所作を演じます。神話を中心にオリジナル演目なども含めてそのスタイルは地方によって様々です。松山分祠では広島の神楽社中に来て頂いて、祭りの賑わいに終日神楽を奉納されています。

神代神楽

神代神楽

スサノオノミコトの登場です。

スサノオノミコ

ヤマタノオロチが2匹登場します。

スサノオノミコト

ヤマタノオロチ

ヤマタノオロチ

スサノオノミコトがオロチを退治し、オロチの首がとれると拍手がおきました。

ヤマタノオロチ

祈願が終わると、祈願された方がお餅をまかれてました。

お餅まき

その後、厄払いのお札やお守りを頂いてました。頂いたお札は神棚におき(なければ箪笥などの上に白い紙を敷き)、正面が南または東を向くようにしてその上に置きます。

御札

こちらの西嶋福長さんに「厄年の方にアドバイスがありましたら・・」と聞いてみました。
厄年は病気や事故など悪いことが起きる年というイメージがありますが、厄年というのは本来そういう意味ではありません。健康・仕事・家庭の環境など人生の節目となる事々の多い年齢は、心と体の足並みがうまく揃わなくなる年齢でもあります。そのため自分自身を落ち着かせ、整え、しっかりと足元を固めるために慎み深く過ごすべき大事な年だという意味だと、教えてくださいました。

出雲大社松山分祠は豊作・繁栄の神様で、大黒主大神が御祭神です。

出雲大社松山分祠

出雲大社松山分祠

米俵に乗り打出の小槌を振る姿で、出雲大社の大黒様と習合されて信仰されています。お使いはネズミです。

大国主大神

1876年(明治9年)、島根県の出雲大社の分社として建立されました。「松山の出雲さん」として伊予の出雲大社信仰の拠所となっています。2001年に全面改装を行なわれ、大黒天を合祀し拝殿奥に御神像を安置されてます。

出雲大社松山分祠

大国主大神は「えんむすび」の神様として有名で、「良縁」を願ってのおまいりも多いです。

お守り

節分の福豆も販売されていました。一口頂くと、とても柔らかったです。

福豆

ということで、私も頂いて帰りました。その福豆を頂き、私も無病息災を願いました。

福豆

節分とは字の如く、「季節を分ける」ことを意味してます。本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日のことですが、江戸時代以降は特に立春の前日を指すようになったようです。
愛媛県今治市菊間では、「福は内、鬼は内」と言います。菊間は鬼瓦の町であること、そして鬼は屋根の上から守ってくれている良いものであるという考え方からのようです。各地で様々な節分行事が執り行われました。松山でもまた、出雲大社や石手寺・伊佐爾波神社などで節分行事があり、多くの人で賑わいました。

神代神楽を動画でお楽しみください。
ヤマタノオロチの2匹登場:https://www.youtube.com/watch?v=vJBlLJ-lWVw (動画を再生する)
スサノオノミコトがオロチ退治:https://www.youtube.com/watch?v=3aGLV7IhHzE (動画を再生する)

【出雲大社松山分祠】
住所:愛媛県松山市本町3丁目5−5
電話番号:089-921-3229
駐車場:無


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