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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|イベント

七草を通した日浦地区の地域交流

1月7日の七草の日を前に、松山市日浦地区の公民館で地元の子どもたちが七草をパック詰めし、1人暮らしの地元高齢者に七草を届けた。そのあと子どもたちと高齢者が、七草粥を食しながら交流を深める交流会が行われた。この活動は2003年から毎年行われ13回目となる今回、日浦小学校・中学校の児童ら(2歳〜中学2年生)までの30人が参加。

七草交流会

七草交流会

七草交流会

七草交流会

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この活動の為に地元の松野氏が七草を作り年始に準備。子どもたちは松野氏の説明を聞き、パックにセリ(3)・ナズナ(3)・ゴギョウ(1)・ハコベラ(5)・ホトケノザ(3)・スズナ(1)・スズシロ(1)をそれぞれ入れていく。毎年している子どもはとても慣れており、その中で生まれる異年齢交流や助け合いなどの姿が見られた。

七草交流会

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七草交流会

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七草交流会

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約50個のパック詰めを終えた子どもたちは、2グループに分かれて1人暮らしの高齢者宅12名に七草のパックを届けた。「明けましておめでとうございます。元気で長生きしてください。」とそれぞれの想いを込めて伝えた子どもたちの言葉に、高齢者は笑みを浮かべた。日浦地区ではほぼ毎年雪が積もり、山地にある家はおそらく厳しい寒さを感じるであろう。当日は温かい日となったがそれでも風は冷たく、1人暮らしの高齢者にとり嬉しい訪問者であったに違いない。

七草交流会

七草交流会

公民館では保護者や地区の女性らが、朝から七草粥やカブの漬物など料理をしていた。七草粥は、米1合に対して水3合の割合でとろみが出るように炊き上げ刻んだ七草を混ぜ込んだ。他にはサツマイモの天ぷら・鶏の唐揚げ・ボイルウィンナー・卵焼き・ゴギョウの天ぷら・カブの吸い物である。

七草交流会

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七草交流会

七草交流会

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地元の高齢者が訪れ、子どもたちと熱々の七草粥を食しながら交流を深めた。「懐かしい。親が作ってくれた味を思い出しました」「優しい味。本当に体にいい感じですよね」という声も聞こえるなか、「思ったより美味しい」と初めて食した子どももいた。

七草交流会

七草交流会

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かつては家庭で作られていた七草粥であるが、今はそれも少なくなってきているのが現状である。だからこそこのような活動を通し伝統食を味わい、地域の方との触れ合いの中で学ぶことも多くあるのではないだろうか。日浦地区にはその姿があり、地域交流の深みを感じた。しかし反対に言えば、それだけ過疎化が進んでいるのである。日浦中学校全生徒で22名、街の中の1クラスほどである。また地元というより、周りの地区から集まって来ているのである。なぜこの地区を選ぶのか?保護者は日浦に訪れ、のびのびとした子どもたちの表情や豊かな自然に魅かれて我が子を日浦に預ける。人数が少ない分、自分に課せられる幅も責任も広がり、そこで育つ力は計り知れないものであろう。

七草交流会

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この活動にあたり七草を生産されている松野禎治氏の話しはこちらにて:http://ritoumeguri.com/24833/

七草交流会

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