• お問い合わせ
  • Facebook

2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|文化・歴史

伝統ある「興居島の船踊り」

興居島の船踊りは、10月の第1土曜日に行われます。通常は<船越和気比賣神社で行われます。
※台風の影響で興居島中学校体育館で行われました。(2014年)

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

船踊りの継承については、1952年に小富士文化保存会を結成し、1964年に県無形民族文化財に指定されました。以降興居島では、小富士文化保存会の指導の元、郷土芸能として船踊りを継承してきた歴史があります。現在は興居島の泊地区と由良地区とで交互に踊られたのだが、今年は同時に行われる事になりました。演目は泊地区の「忠臣蔵」、続いて水軍太鼓の演奏があり、最後に由良地区の「伊予水軍」です。

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

船踊りの起源は、承平年間(平安時代、931〜938)に遡ると言われており、凱旋の島民の歓迎様子です。戦勝に沸き返る中で戦いの模様を武者踊りとして再現したのが始まりとされて、その後、いつの頃からか氏神様の祭礼神事として取り入れられるようになりました。太鼓が同じリズムを繰り返し、言葉を発しない踊りは現代でいうパントマイムで、「六法」を踏み、見栄を切る歌舞伎荒事の振りで踊ります。六法(ろっぽう)とは、歌舞伎で演じられます。手を大きく振り、足を力強く踏みしめながら歩く演技の事。また歌舞伎荒事(かぶきあらごと)は、元禄時代、初代市川團十郎によって創始された荒々しく豪快な歌舞伎の演技の事です。

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

水軍太鼓は、大変力強く勇ましい太鼓の音と、一糸乱れぬ動きのある見せ場も用意されて観客の目を釘付けにします。

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

見栄を切る場面で島民から大きな掛け声、また盛り上がる場面では拍手・歓声があがるなど、島の生活の中で脈々と受け継がれてきた伝統・歴史が島の文化として大切に育まれ根付いている様子が見られました。

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

興居島の船踊り

伝統ある海での踊りの様は、おそらく人を魅了するでしょう。

興居島の船踊り

興居島の船踊り

【興居島船踊り】
開催日:10月の第1土曜
開催場所:船越和気比売神社(愛媛県松山市泊町1355)

一覧に戻る