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2012年8月〜2015年6月の約3年間「瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト」で、取材撮影をした編集部によるレポートです。
事業期間終了と共に運営変更に伴い、「瀬戸内・松山 しまめぐり」の事業では更新することはありませんので、ご了承いただきますようお願いします。

|イベント

興居島 小冨士山頂上清掃ボランティアに参加

毎年春を迎える4月、有志が集まって興居島小富士山頂上の竹を切るなどの清掃作業ボランティアに参加した。興居島は瀬戸内海に浮かぶ愛媛県松山港の沖合いの島であり、松山市からフェリーで約15分のところにある。

小冨士山頂上清掃ボランティア

当日、8時前に高浜港に集合。泊港へ向かい下船すると、目の前に大きな山が鎮座している・・・小富士山だ。
昨日からの雨で道がぬかるんで滑ることもあり、なかなか登りにくい。皆気をつけながら、途中休憩をはさみながら約50分で頂上に到着した。

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

休憩することしばし竹を伐採していく。それぞれのこぎりやチェーンソーを使い、伐採しながら移動。伐採した切り口には薬品を塗って成長させないようにしていく。

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

登り口から裏側は竹や木が茂っているので、そこまでの通路を広げながら裏側まで伐採。反対側に到着後、それぞれが思い思いに広げていく。チームワークで流れ作業的に効率良くしている人、チェーンソーで切っていく人、数時間で見る間に広場が出来上がる。

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

しばらく伐採していくと西の空に雲が出てきて、遠くの島々が隠れて締まっている事に気づく。雨が近づいているのだ。雨にあわないように雨宿りをしつつ、この時間を使って昼食。

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

島飯弁当は、興居島の山田商店名物「ひじきの天ぷら」。また丁寧に作り上げたタコ飯やタコ天、野菜の天ぷらなど、気持ちのこもった優しくも力のみなぎる島飯弁当であった。

小冨士山頂上清掃ボランティア

昼食後、雨もやみ今度は正面の竹や雑草をカットしていく事にした。その藪と言っても良いくらいの、文字通り足の踏み場もないほど茂っているエリアを全員で狩って行く。

小冨士山頂上清掃ボランティア

なぜこのような抜粋が必要なのか・・・
それは竹の成長は予想以上に早いもので、ピーク時には1日に1m以上伸びるものある。竹同士の間が狭くても成長し、竹林全体の遮光で暗くなり下草も生えなくなる。そしてそこに依存する昆虫や鳥など少なくなり、生物の多様性が維持出来なくなる。また竹林の地下茎は地表30㎝くらいに集中しているため、成長止まると地下茎は腐ってしまい地すべりなどがおきやすくなる。
元々は食用として、生活用品の材料用として植えられてきた竹である。しかし生活環境の変化や高齢化・過疎化で管理者の減少、近隣諸国からの大量輸入など、放置されるようになったのである。放置された竹林が増えると、環境問題にも繋がって行くのである。そのためには定期的な抜粋などが必要になってくるのである。

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

汗だくで泥だらけの作業はことのほか重労働であった。しかしこういう人々のお陰で自然、公園、景観などは整備されているのを知るのは大変貴重な体験であった。これはなにも興居島に限ったことではなく、それぞれの地域で行われている地元・郷土を大切に想う気持ちとそれを実践する行動力こそが、島四国で育んできた『最上のおもてなし』ではないだろうか。

小冨士山頂上清掃ボランティア

小冨士山頂上清掃ボランティア

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